研究課題/領域番号 |
26671018
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
佐々木 八千代 大阪市立大学, 看護学研究科, 准教授 (10382243)
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研究分担者 |
白井 みどり 大阪市立大学, 看護学研究科, 教授 (30275151)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 高齢者 / 難聴 / 認知症予防 / 介護予防 |
研究実績の概要 |
地域で生活する高齢者を対象としてベースラインとなる聴力と認知機能、生活機能を調査するために、今年度は、文献検討や他研究機関の研究者の助言を得て、具体的な研究プロトコルを作成した。また、調査項目に応じて尺度の使用許可の申請や調査員の研修(ファイブ・コグテスター、オージオメーターの使用方法など)を実施した。 さらに、調査地域として鹿児島県の離島であるA町および兵庫県内のデイケア運営会社に研究協力を打診し、調査に向けた調整を進めている。 A町には8月に訪問して調査概要を説明し、具体的な調査時期、内容、調査地区などについて調整を進めている。 デイケア運営会社とは11月から具体的な調整を開始している。運営会社は7カ所のデイケア施設を運営しているが、全ての施設で同時に調査を実施することが困難であるため、1~2カ所を選定し、平成27年6月頃から調査を開始する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究プロトコルの作成や尺度の使用許可などに時間を要したこと、離島を含めて調査対象地域を拡大したことで、調整に時間がかかったことが研究進捗の遅れに影響していると考える。
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今後の研究の推進方策 |
平成27年5月から約1年間の研究中断を予定しているが、研究協力者の協力を得て可能な限りベースライン調査を実施する。ベースラインから最大2年の追跡を行う予定であったが、研究中断や研究計画の遅延もあるため、追跡調査を半年毎として最低でも1年半以上の追跡を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
調査実施が遅延しており、調査に要する費用が未使用となったため。
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次年度使用額の使用計画 |
追跡調査を半年ごとに行い、追跡期間の最大化を図る。その際の調査物品の購入や調査員の雇用、入力業者依頼等に支出する予定である。
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