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2015 年度 実施状況報告書

地域医療連携「理念」から育つIPEモデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 26671022
研究機関順天堂大学

研究代表者

小川 典子  順天堂大学, 保健看護学部, 准教授 (30621726)

研究分担者 岩清水 伴美  順天堂大学, 保健看護学部, 准教授 (60516748)
藤尾 祐子  順天堂大学, 保健看護学部, 准教授 (60637106)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードIPW / 連携尺度 / ナイチンゲール / 地域医療連携
研究実績の概要

平成27年度は、静岡県東部地域における保健医療福祉の専門職現任者IPWに注目して、「連携尺度」を用いたIPWにおける理念と具体策の解明という第2段階の研究レベルに重点的に取り組んだ。
1.静岡県東部地域における保健医療福祉のIPW現任者の把握は大筋で終了し、それぞれの専門職者グル―プに対する働きかけはおおむね順調に進展している。
2.前年度に解明したナイチンゲールの在宅看護理念と「連携尺度」とを照らし合わせ、連携理念を盛り込んだIPW現任者らを対象とした「医療介護福祉の地域連携尺度」質問紙を作成した。
3.保健医療福祉のIPW現任者らを対象とした「医療介護福祉の地域連携尺度」質問紙調査のプレテストを終了し、倫理委員会の承諾を得て、質問紙調査開始の準備段階である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本研究の遂行プロセスである静岡県東部地域における保健医療福祉の専門職現任者IPWに注目して「連携尺度」を用いたIPWの実態の解析を行うという第2段階の研究レベルであったが、現時点で「医療介護福祉の地域連携尺度」質問紙が完成した段階であり、実際の調査にはいまだ至っていない。そのため在宅医療IPWの理念と具体策の解明にまでは至っていない。保健医療福祉のIPW現任者らを対象としたデルファイ法によるディスカッションの実施が困難であったため、ディスカッションの内容は質問紙に盛り込むこととした。

今後の研究の推進方策

静岡県東部地域における保健医療福祉のIPW現任者らを対象とした「医療介護福祉の地域連携尺度」質問紙調査を実際に開始し、在宅医療IPWの理念と具体策の解明を進めていく。解明方法としてはテキストマイニング手法および「連携尺度」に基づく量的記述統計による。研究当初の案としては保健医療福祉のIPW現任者らを対象としたデルファイ法によるディスカッションも計画していたが、この内容は質問紙に盛り込むこととした。

次年度使用額が生じた理由

次年度は本研究の最終年度であり、27年度に行う予定であった調査研究を行うことが確定しているため、調査研究のための費用や事務経費および発表のための旅費等急な支出も予想されるため。

次年度使用額の使用計画

次年度は本研究の最終年度であり、質問紙調査などの実働調査研究が中心課題となり、また発表のための旅費や急な支出も予想されることが見込まれる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2016 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] フロレンス・ナイチンゲールが描いた21世紀における在宅看護2016

    • 著者名/発表者名
      小川典子
    • 雑誌名

      順天堂保健看護研究

      巻: 4(1) ページ: P1-12

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] ナイチンゲール著作のテキストマイニングから学ぶ-在宅看護についての今日に通じる具体的な施策-2015

    • 著者名/発表者名
      小川典子
    • 学会等名
      日本在宅看護学会
    • 発表場所
      聖路加国際大学
    • 年月日
      2015-11-22 – 2015-11-22

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公開日: 2017-01-06  

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