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2016 年度 実績報告書

困難さを抱えた若者を対象とした移行支援プログラムの日本版質的評価基の開発

研究課題

研究課題/領域番号 26671036
研究機関長崎大学

研究代表者

花田 裕子  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (80274744)

研究分担者 永江 誠治  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 助教 (50452842)
サンダース トッド  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 助教 (80701234)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード移行支援 / 養育者支援 / 子ども・若者 / トラウマ / 認証基準
研究実績の概要

これまでの16歳以上の虐待被害者の移行支援を行う上でよい苦情の困難さについて全国調査を実施してきた。その結果、養育者および支援者に対するトラウマとトラウマによる問題とその対応について新プログラムの開発の必要性が示唆された。プログラム導入前に内容の質の保障のための基準を作成することが本研究の目的であった。これまで米国の移行支援学会に数回出席する機会があり、そこでヘルスケアの認証組織であるCARF International の子ども若者部門の認証基準の部分的翻訳が妥当と考えた。
1年目、CARFInternational本社を訪問してCEO  DR.Darren 出版責任者 Dr.Shelly 子ども若者部門担当者に研究の目的と活用方法について説明を行った(事前に研究計画を英訳して送付している)約1時間半の質問を受けて、営利目的ではないこと、貢献度、活用の可能性が高いことを評価されて、日本語翻訳の許可と、関係者への無償配布の許可を得ることができた。
1-3年目は、プロの翻訳→花田が用語や表現のチェック→米国の責任者への確認 を繰り返して翻訳を終えた。
2016年版の翻訳と内容の妥当性について国内で検討した。
里親のサポートについての認証内容については、沖縄県里親会、長崎の集団ケア、グループホームの協力の下で検討した。集団活動、ディケアなど我々のボランティアグループ活動に関連する内容はグループ内の関係者と検討した。CDROM版のCARFInternational 2016年度版日本語バージョンとした。それをおよび、これまでの調査で協力を得た里親やグループホームなどに送付した。CARF本部にも送付をして承認された。

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公開日: 2018-01-16  

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