研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、在宅生活ニーズを把握する際に非言語情報媒体の一種である住宅見取り図を用いて、見取り図の効果的な活用方法を検討することを目的とした。見取り図の活用実態調査や活用の試行を経て、活用効果検証のために仮想事例検討会を実施した。見取り図は、特に住環境に関連する情報共有を短時間で具体的に行うことにおいて有効であった。さらに、そこで生活する人々に対する想像力を喚起させ、これらは支援策の広がりにもつながる可能性が示唆された。見取り図の備えるべき要件や具体的な活用場面の検討は今後の課題である。
公衆衛生看護学