慢性的に片づけられない若年者の実態と効果的介入プログラムの開発

2017 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26671045
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 地域看護学
• 研究機関: つくば国際大学 (2017); 帝京大学 (2014-2016)
• 研究代表者: 麻生 保子 つくば国際大学, 医療保健学部, 教授(移行) (80509646)
• 連携研究者: 山岡 和枝 帝京大学, 大学院・公衆衛生学研究科, 教授 (50091038) ; 根本 明日香 帝京大学, 大学院・公衆衛生学研究科, 講師 (20722482) ; 斉藤 雅茂 日本福祉大学, 社会福祉学部, 准教授 (70548768) ; 野尻 由香 獨協医科大学, 看護学部, 准教授 (10407968) ; 望月 由紀子 東邦大学, 看護学部, 講師 (70440253) ; 下園 美保子 愛知県立大学, 看護学部, 講師 (90632638) ; 永沼 由貴 東京有明医療大学, 看護学部, 助教 ; 岸 恵美子 東邦大学, 看護学部, 教授 (80310217) ; 浜崎 優子 佛教大学, 保健医療技術学部, 教授 (00454231) ; 吉岡 幸子 帝京科学大学, 医療科学部, 教授 (40341838) ; 小長谷 百絵 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (10269293) ; 高山 恵子 玉川大学, 大学院・教育学研究科, 非常勤講師 (70534717)
• 研究協力者: 野村 祥平 ; 高原 真由美
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: 慢性的に片づけられない / 若者 / 自尊感情 / 効果的支援 / 並行群間比較試験

研究成果の概要

整理整頓が苦手な若者の行動・心理的特徴は自尊感情が低く自分で整理整頓・清掃を行わない傾向があった。そこで、整理整頓教育方法を検討し、7ヵ月後の自宅の乱雑状態とそれによるストレス等を無作為化比較試験とグループインタビューにより評価した。プロによる自宅での片付け作業のみを受けた群に比べ、ワークショップ形式による整理整頓教室も追加された群に改善効果がより強く表れたが、プロによる訪問においても一定の効果は得られた。状況が改善した理由は、教室実施後の自主的な参加者同士のネットワークによる励ましあいや達成感・他者承認による自信、プロによる自宅での整理整頓技術を目前で見ることが出来た点にあった。

自由記述の分野

公衆衛生看護