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2017 年度 研究成果報告書

マウスの身体像錯覚による発達障害モデルの解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26700012
研究種目

若手研究(A)

配分区分一部基金
研究分野 認知科学
研究機関国立障害者リハビリテーションセンター(研究所)

研究代表者

和田 真  国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (20407331)

研究協力者 古市 貞一  
神作 憲司  
篠田 陽  
佐野 良威  
井手 正和  
渥美 剛史  
名和 妙美  
久米 尚子  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード多感覚統合 / 身体性 / マウス / 自閉症モデル動物 / 免疫染色
研究成果の概要

自閉スペクトラム症(ASD)者では、身体の捉え方の問題が生じ、これが視点の置き換えや運動の苦手を生み出すと考えられる。定型発達者では、模造品の手と実験参加者の手を同時に筆で刺激すると、視触覚の統合により、模造品の手が自分の手であるかのような錯覚が生じる(ラバーハンド錯覚)。一方、ASD者ではこの錯覚が弱い。我々は、マウスでも、このような現象(ラバーテイル応答)が生じることを発見したため、ASDモデル動物での傾向を調査した。結果、自閉症モデルマウスの一種であるCaps2 KOマウスでは、ラバーテイル応答が生じず、c-Fosイメージングからも感覚統合に関わる後部頭頂皮質の活動低下が示唆された。

自由記述の分野

認知科学

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公開日: 2019-03-29  

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