本研究では実際にプロトタイプを実装構築し,インフラの存在しない中山森林間(東京大学演習林内)での評価を行った。ここは野生動物が多く生息し,人の立ち入ることが困難な場所(標高1200M付近)である。そして“手がかり情報”のやり取りを実現するインタフェース機構を実装した。2014年度は群馬県立自然史博物館第47回企画展「闇夜の動物たち」で発表し・2014年度電気通信普及財団賞テレコムシステム技術賞(奨励賞)を受賞した。2015年度にはルテ・ラグーナ国際美術賞展(イタリア・ベネチア)に入選し、2016年度にはアルテ・ラグーナ国際美術賞を日本人で初めて受賞した。
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