研究課題/領域番号 |
26701009
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
環境技術・環境負荷低減
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
寺田 昭彦 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30434327)
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研究協力者 |
木庭 啓介 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (90311745)
諏訪 裕一 中央大学, 理工学部, 教授 (90154632)
堀 知行 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 環境管理研究部門, 主任研究員 (20509533)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 亜酸化窒素 / アンモニア酸化細菌 / 部分硝化 / 15Nトレーサー / 省エネ型排水処理 / 窒素除去 / ハイブリッド反応 / ヒドロキシルアミン |
研究成果の概要 |
高い温室効果とオゾン層破壊能を有する亜酸化窒素(N2O)の削減が強く求められている.本研究では,排水の窒素除去を省エネで行える部分硝化プロセスによって排出されるN2Oの生成経路解明に取り組んだ.複雑な生成経路の解明に向け,15Nトレーサー法を用いて,異なる分子量を有するN2Oの解析を行ったところ,部分硝化バイオリアクターからのN2O生成経路は複数あり,ヒドロキシルアミンと亜硝酸が反応するハイブリッド反応が起こることを明らかにした.また,この反応が非生物学的にも起こりうることを示し,モデルを構築した.さらに,溶存酸素濃度により複数のN2O生成経路の分配は大きく異なることを明らかにした.
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自由記述の分野 |
環境バイオテクノロジー
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