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2016 年度 実績報告書

筋の至適方向に基づく上肢リハビリテーション手法の開発:ロボットによる支援と定量化

研究課題

研究課題/領域番号 26702023
研究機関成蹊大学

研究代表者

植山 祐樹  成蹊大学, 理工学部, 助教 (30710800)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードロボティクス / リハビリテーション / 生体工学 / 神経科学 / 筋肉生理 / 至適方向 / 作業療法 / 脳卒中片麻痺
研究実績の概要

本研究では脳卒中片麻痺による上肢の運動機能障害を対象とし、筋活動の至適方向(PD: Preferred direction)に基づいたリハビリテーション手法に加え、それを支援するためのロボット技術の開発を目的としている。

当該年度は、上肢リハビリテーション支援ロボットの制御ソフトウェアを開発し、健常者を対象とした予備実験を実施した。予備実験では、被験者が手先を目標位置に移動される到達運動課題、および手先の力を任意の大きさと方向に制御する等尺性運動課題の2種類の実験課題を実施し、その際の筋電位を計測することで筋のPDを計測した。さらに、それぞれの課題の遂行中に、肩および肘関節が発生している関節トルクに応じた外力をそれぞれの関節に印加することで、外的な作用によって筋活動のPDを任意に変調させられることを確認した。以上の結果より、本研究課題で提案するリハビリテーション手法が実現可能であることが判明し、本提案手法の実用化に向けて飛躍的な進展を遂げられたと考えている。

一方で、今年度は研究代表者の異動のため、当初計画していた研究計画のうちの一部を実施することができなかった。しかし、実験環境等を十分に整備することができたため、今後、研究の進度は飛躍的に改善することが期待できる。そのため、今年度に達成できなかった研究計画については早急に実施すること可能であると考えている。さらに、当該研究で提案したリハビリテーション手法の実用化に向け、今後も継続的にエビデンスとなるデータを蓄積していく予定である。

現在までの達成度 (段落)

28年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

28年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額が生じた理由

28年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額の使用計画

28年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 2件)

  • [雑誌論文] System identification of neural mechanisms from trial-by-trial motor behaviour: modelling of learning, impairment and recovery2017

    • 著者名/発表者名
      Yuki Ueyama
    • 雑誌名

      Advanced Robotics

      巻: 31(3) ページ: 107-117

    • DOI

      10.1080/01691864.2016.1266966

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] Optimal feedback control to describe multiple representations of primary motor cortex neurons2017

    • 著者名/発表者名
      Yuki Ueyama
    • 雑誌名

      Journal of Computational Neuroscience

      巻: 印刷中 ページ: 印刷中

    • DOI

      10.1007/s10827-017-0650-z

    • 査読あり / 謝辞記載あり

URL: 

公開日: 2018-01-16  

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