研究成果の概要 |
本支援では in vivo RNAイメージングで長期記憶形成の分子基盤を明らかにすることを目標にした。その成果として本来不可能であった計測イメージング技術に消光型プローブの導入によって、RNA分子のダイナミクスを生体内の1細胞レベルで観察しまた多細胞での同時計測をする技術が可能になった(NAR,2015)。さらに、神経細胞における転写因子が産物がマイクロRNAに抑制されないための細胞メカニズムを果たす分子経路の存在を明らにした(Front Mol. Neurosci, 2017)。シナプス形成と機能を制御する新しい転写後制御層を開拓した(Nat Neurosci, in press)。
|