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2017 年度 研究成果報告書

報酬に基づく連合学習で獲得される注意の神経機構

研究課題

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研究課題/領域番号 26702039
研究種目

若手研究(A)

配分区分一部基金
研究分野 基盤・社会脳科学
研究機関京都大学 (2016-2017)
生理学研究所 (2014-2015)

研究代表者

小川 正晃  京都大学, 医学研究科, 講師 (00716186)

研究協力者 石野 誠也  京都大学, 医学研究科, 研究員
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード報酬 / 注意
研究成果の概要

従来、報酬と条件づけされた刺激の意味合いを学習する過程で獲得される注意に関する理論や行動の研究が進んできたが、その種の注意を担う神経機構の実体の解明は遅れている。本研究は、記録している細胞タイプを正確に同定しながら行う単一神経細胞電気活動記録法を用いて、中脳のドーパミン細胞の活動が、確実な報酬よりも不確実な報酬に対する注意を高める可能性があることを明らかにした。また、この注意を表象する前頭前野眼窩部が、刺激と報酬の有無の関係の逆転学習において、状況および秒単位のタイミング特異的な因果的役割を持つことを明らかにした。

自由記述の分野

神経科学

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公開日: 2019-03-29  

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