研究課題
若手研究(A)
本研究では、全般的に文字資料が少ないと言われるアジア史の情報源として、ポルトガルの公文書や16世紀から続く編年史料集が、貴重な役割を果たしうることを実証しようとしたものである。当初目的とした「モンスーン文書」のカタログ化は、現在、別の科学研究費において進行中であり、2018年度末には冊子形態でまとめる予定である。また研究成果としては、『大航海時代の日本人奴隷』(共著、中央公論新社、2017年)の他に、2019年刊行予定で英文図書(単著)を準備中である。
歴史学