研究課題
若手研究(A)
グラフェンの細孔を使った分子分離技術はグラフェンの厚さが0.3 nmであるため、究極的に薄いシートを用いた分子分離となる。 本研究では欠陥のほとんど見られない均一なグラフェンを創製し、その分子分離能を評価した。 水素、メタン、二酸化炭素の透過性、分子選択性を評価したところ、通常の分子分離膜と同程度の高い選択性がグラフェン厚のシートで実現されることが明らかとなった。 また、その透過性はこれまでの分子分離膜の数桁高い値となった。
物理化学