研究課題
若手研究(A)
生命の分子基であるタンパク質は、水中においてその構造を時々刻々と変化させることによって機能を発揮している。本研究では、光照射下の貴金属ナノ構造の表面に誘起される局在表面プラズモン共鳴を用いて、溶液中の生体機能動態変化を単一分子スケールでラマン分光分析する手法を開発した。この実現によって、生体分子認識反応のメカニズムの理解の深化につながることが期待される。
ナノフォトニクス