リアルタイムテラヘルツナノイメージングのためのゼロ近傍屈折率メタマテリアルの研究

2017 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26706017
• 研究種目: 若手研究(A)
• 配分区分: 一部基金
• 研究分野: 光工学・光量子科学
• 研究機関: 東京農工大学 (2017); 茨城大学 (2014-2016)
• 研究代表者: 鈴木 健仁 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60550506)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: テラヘルツ波帯 / メタマテリアル / 負の屈折率 / ゼロ屈折率 / 高屈折率 / 超高屈折率

研究成果の概要

テラヘルツ波帯で高透過・低反射・低損失な負の屈折率を有するメタマテリアルを実現した。誘電体基板の表裏に非対称なペアカット金属ワイヤー構造を配置した構造である。作製は両面を銅で成膜したシクロオレフィンポリマーをエッチングした。テラヘルツ時間領域分光法(THz-TDS)により0.42 THzで負の屈折率-4.2+j0.17、透過電力81.5%、反射電力4.3%、性能指数FOM24.2を確認した。

自由記述の分野

応用物理学・工学