研究課題
若手研究(A)
本研究の目的は,半球型の視野を持つ非熱的電子(>10keV) 分析器を開発し,宇宙プラズマの非熱的電子生成(加速)機構研究に新たな光をあてる事である.このため,平成26年度から29年度までの4年間で,検出器,電子回路基板,筐体等の設計・製造・組立・性能試験を実施した.実験室でのX線・電子線照射により,所期の性能が発揮されていることも確認できた.本研究で完成させた電子分析器は,今後観測ロケットに搭載され,オーロラ電子を観測する予定である.
宇宙惑星科学