研究課題
若手研究(A)
本研究の目的は,ナノ構造型表面をレーザで直接加熱することを利用して超高速でロール連続熱転写する技術を開発することである.幅100mmの金型が設置可能なロール成形装置を設計・製作し,ガラスロール越しに100Wのレーザを集光照射,アクリル系光学樹脂表面にサブミクロン~10ミクロンのパターンを転写することに成功した.レーザの加熱・冷却現象を有限要素法を用いて解析し,パワー密度が高く,照射時間が短いほど転写速度が早いことがわかった.また,反射防止構造,光取出し構造を実際に成形し,光学特性を調査した.
ナノ成形加工学、ナノ材料加工学