研究課題
若手研究(A)
硬組織代替デバイスへの骨適合化表面処理として、生体吸収性を有する非晶質リン酸カルシウム(ACP)膜に着目し、ACP膜への元素添加による溶解性制御およびAg添加による抗菌性発現を試みた。RFマグネトロンスパッタリング法を用いることで膜厚0.5 μmの元素添加ACP膜を作製することができ、Nb, Ta添加によりACP膜の溶解性を抑制することができた。Ag添加ACP膜は大腸菌および黄色ブドウ球菌に対して抗菌性を発現することを見出した。
医用材料工学