研究課題
若手研究(A)
大腸がん検診として便潜血検査と便miRNA検査の併用法を検討した。便潜血検査を行った後の残液からmiRNAが抽出可能であり、miRNAの相対定量法および絶対定量法を確立した。進行新生物患者90例と健常者60例での便潜血検査と便miRNA検査の複合検査の評価を行い、便潜血検査の感度と特異度は74.4%と93.3%だったが、複合検査により感度93.3%と特異度91.7%と改善できる可能性が示唆された。
腫瘍診断学