研究課題
若手研究(A)
植物は20万種以上にも上る多様な二次代謝産物を生産するが、その中でもフラボノイドは7,000種以上の大きなグループであり、医薬品原料や機能性食品等として私たちの生活に重要な化合物も多く含まれる。しかし、これらの植物由来の有用物質は、含有量が少ない、希少植物由来である、精製が困難である等の理由により、安定供給には大きな障害がある。本研究では植物におけるフラボノイドの細胞外やプラスチドへの輸送体を明らかにすることにより、形質転換体を用いた有用フラボノイド安定生産系の構築を目指した。
応用生物化学