研究課題
若手研究(A)
本研究は、我が国の養殖業を中心とした水産業が国際市場を得るための「攻めの戦略」に関し、定量的手法を駆使して策定することが目的である。分析手法としては、市場構造方程式によるシミュレーション分析とAIDSモデルを用いた需要体系分析を実施した。その結果、今後の日本養殖業が輸出戦略に重きを置くことは、市場環境の変化の点で有効であり、かつ北米市場を輸出先とすることで、肉類との代替によりシェアを確保しうる有力な市場となりうることが示唆された。
水産経済学、食品リスクの経済分析、計量経済学、経営学、食料経済学