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2017 年度 研究成果報告書

PPARδアゴニスト活性を有する農業系副産物給与による肉質制御技術の創成

研究課題

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研究課題/領域番号 26712023
研究種目

若手研究(A)

配分区分一部基金
研究分野 動物生産科学
研究機関九州大学

研究代表者

水野谷 航  九州大学, 農学研究院, 助教 (20404056)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード骨格筋 / 筋線維タイプ / 肉質 / PPARδ / 遅筋 / 速筋 / 食肉生産 / ブタ
研究成果の概要

筋線維には速筋タイプと遅筋タイプが存在し、その組成比は肉質にも影響を与える。核内受容体PPARδの活性化は遅筋タイプを増加することが知られていたため、PPARδの活性化を通して遅筋タイプを増加する技術が開発できると着想した。我々はキノコの一種のユキレイタケおよびその菌床に強いPPARδアゴニスト活性を見出した。ユキレイタケ菌床を飼料に添加した結果、マウスで骨格筋PPARδ活性化が誘導され、ブタでも似た傾向が観察された。これらのエタノール抽出物は腹腔内投与では活性が認められたが、経口投与では活性が失われた。従って消化・吸収で活性が低下する成分であるということが示唆された。

自由記述の分野

筋細胞生物学・食肉科学

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公開日: 2019-03-29  

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