研究課題
若手研究(A)
自然免疫機構は、パターン認識受容体を介して病原体の構成成分を認識し、炎症を誘導することにより、病原体の排除を行う。一方で、自然免疫機構は過剰に摂取した栄養素由来の刺激性成分などにも反応することがあり、炎症に起因する疾患の発症をしばしば惹起する。本研究では、自然免疫機構を介した炎症について解析を行い、疾患の発症機序を明らかにした。また、当該機構を介した炎症を抑制する化合物の探索およびその作用機序の解明を行った。
生物系薬学、免疫学