本研究では、申請者が独自に開発してきたマトリックス支援レーザー脱離イオン化(MALDI)法を基盤とした超高感度生体内化合物分析技術を先鋭化し、創薬・医療におけるイノベーション創出に資する革新的代謝解析トリニティ(三位一体)プラットフォームの創生を目的とする。「新規疾患関連因子の発見につながる超高感度検出技術、スループットを飛躍的に高める技術、多種因子同時分析技術および見出された因子の同定技術」を三位一体で実現する技術開発を行い、早期診断や予後診断・適切な治療戦略判断を可能とする疾病マーカー探索・同定プラットフォームの構築および創薬プロセスの加速化を実現する基盤技術を開発した。
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