腫瘍サイズが形状変化により小さくなる任意時間(呼吸位相)および腫瘍が正常臓器から離れる任意時間により大き な放射線ビーム強度を照射すれば、腫瘍への線量集中性を維持しながら正常臓器への線量を減らせると考え、呼吸位相毎に放射線ビーム強度を変調させる新しい四次元治療法 (Respiratory-Managed Intensity Modulated Radiotherapy, RM-IMRT)を開発した。この治療法に関する20症例のレトロスペクティブ解析の結果は、放射線腫瘍学の分野で最もインパクトファクタが高い論文誌「Radiotherapy and Oncology」にアクセプトされた。
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