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2015 年度 研究成果報告書

敗血症での一酸化炭素誘導によるオートファジー活性化と心筋保護効果に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26713024
研究種目

若手研究(A)

配分区分一部基金
研究分野 法医学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

鵜沼 香奈  東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 講師 (30586425)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード敗血症 / オートファジー / 心臓 / 一酸化炭素 / ヘムオキシゲナーゼ
研究成果の概要

敗血症では心筋ミトコンドリアの障害、酸化ストレスが心機能障害に関与している事が知られている。今回、一酸化炭素を誘導したLPS投与敗血症ラット心において、障害ミトコンドリアのオートファジーによる分解・処理の促進と、この過程が転写制御因子EB(TFEB)によってコントロールされ協調的に発現する事が明らかになった。また、オートファジー阻害剤投与により他の臨床症状に先行して左室駆出率の低下が顕在化するが、CO誘導はこの低下の改善を示す事が分かった。以上より、LPS誘導敗血症心においてはCO誘導が細胞保護的に働き、さらに心機能障害の改善に働く事が明らかになった。

自由記述の分野

法医学

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公開日: 2017-05-10  

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