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2015 年度 研究成果報告書

転写調節因子CITED2による摂食依存的な肝臓の糖脂質代謝制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26713033
研究種目

若手研究(A)

配分区分一部基金
研究分野 代謝学
研究機関国立研究開発法人国立国際医療研究センター

研究代表者

酒井 真志人  国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, その他 (40643490)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード糖尿病 / 遺伝子転写 / 転写共役因子 / ヒストンアセチル基転移酵素
研究成果の概要

転写調節因子CITED2による摂食サイクル依存的な肝臓の代謝関連遺伝子の発現制御機構を解析し、①ヒストンアセチル基転移酵素GCN5はCITED2依存性にPKAと相互作用すること、② 絶食時にPKAによってGCN5 Ser275がリン酸化されること、③リン酸化GCN5によって絶食時の糖新生系酵素発現が誘導されることが明らかとなった。また、肥満糖尿病モデルマウスであるdb/dbマウスの肝臓ではGCN5リン酸化が亢進しているが、GCN5-CITED2-PKAモジュールの形成を阻害すると肝糖新生が抑制されることから、本モジュールは糖尿病における肝糖新生の亢進の治療ターゲットとなりうることが示された。

自由記述の分野

代謝学

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公開日: 2017-05-10  

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