本研究の目的は、これまで直接ものづくりやプログラミングに関わったことのない人々が持つ力を製品設計や開発に活かすためのプラットフォームの開発にある。今回の研究により、誰でも参加可能な協調プログラミング環境を構築し、またプログラムの改良部分とそれに対応する結果の差異を可視化するシステムを構築した。また、運動支援を目的としたデバイス開発環境の構築については、研究代表者らが開発したシステムについてはその有効性を実証実験により確認した。また同技術のリハビリテーション支援への応用のために、自己帰属感の生起過程を調査し、空間整合性に依らずに帰属感が生起することを明らかにした。
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