研究課題
若手研究(B)
諸言語の系統的な関係を解明するための計算集約的な統計手法を開発した。この問題は長年言語学者が人手によって取り組んできたが、過去に復元する問題は本質的に不確実であり、統計的推論が適していると考えている。成果は多岐に及ぶが、特に言語類型論の特徴列を潜在空間に写像するベイズ統計の手法は、複数の特徴が連鎖的に変化し得るという類型論的特徴の特性を捉えることを可能にしたという点で重要である。
計算言語学