研究課題
若手研究(B)
蛋白質は主に疎水性相互作用によって水溶液中で安定な構造を取るが,蛋白質内部に埋もれた極性残基が作る水素結合などの相互作用も構造と機能に重要な役割を果たす.しかし,これらの埋もれた極性残基は比較的稀な事象ととらえられており,天然の蛋白質における解析は十分に行われてこなかった.本研究ではこれらの埋もれた極性残基をProtein Data Bankから網羅的に集計し,立体構造のパターンと進化的保存についての特徴を解析したものである.これらの成果は蛋白質立体構造予測やデザインに応用できると期待される.
バイオインフォマティクス