本研究は三次元のタンパク質構造情報をアミノ酸残基間におけるネットワークと捉え、タンパク質間の構造類似性の検出方法を新たに提唱するものである。タンパク質構造は本質的に柔軟な構造を持つが、タンパク質の構造が変化してもアミノ酸残基間のネットワークの多くが保持されるという性質に着目した研究である。この研究により三次元座標の比較では検出できない構造類似性を新たに検出できるようにななった。本研究の成果であるコンピュータープログラムはhttp://www.pharm.kitasato-u.ac.jp/bmd/bmd/Download_files/CABalign/index.html で、公開されている。
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