研究課題
若手研究(B)
本研究では、ディーゼル車の排出ガスに含まれるニトロフェノール類の定量手法を確立し、排出ガス後処理システムの異なる車両を試験し、その排出量を比較することで、車両からのニトロフェノール類の排出が今後増加傾向であるか調査した。定量手法の確立では、固体成分に加え、ガス成分を捕集することで、車両からの全排出量を測定できるようになった。また、ニトロフェノール類の排出傾向では、ディーゼルパティキュレートフィルターを装着した車両からの排出量が大幅に低下し、今後排出量は減少傾向であることが予想された。
自動車