研究課題
若手研究(B)
本研究では、北海道沿岸の打ち上げ貝類の調査を行い、暖流系貝類が噴火湾や太平洋沿岸の東方域や、日本海側の北方域へと、生息域を拡大していることを明らかにした。このような暖流系貝類の生息域拡大は、海面水温の上昇や地球温暖化との関連が示唆される。博物館における海岸漂着物を用いた環境教育とアウトリーチ活動として、①海岸漂着物を用いた環境教育教材の作成、②海岸漂着物を用いた教育プログラムの開発、③海岸漂着物を用いた展示会の開催、を実施し、その有効性を確認した。
環境政策・環境社会システム