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2016 年度 研究成果報告書

フランスにおける保育の質とは何か:親の参加と専門職員の労働の質をめぐる理念と実践

研究課題

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研究課題/領域番号 26750013
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 家政・生活学一般
研究機関甲南女子大学 (2015-2016)
京都外国語大学 (2014)

研究代表者

木下 裕美子  甲南女子大学, 文学部, 講師 (70434644)

研究協力者 ボナベス マリー・ロール  IFTS(社会事業教育機関), 保育教諭課程主任
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードフランス / 保育 / 協働 / 労働協約 / アソシアシオン
研究成果の概要

本研究の目的は、フランスの子育てと保育を架橋する取り組みとして親が保育に参加する現象を通じて、保育の質と保育分野における職員の労働の質に関する運動を明らかにすることであった。保育の社会化を担う親たちが、1960年代末から1980年代にかけて保育ニーズを生み出し、その充足を引き受ける中で職員との協働が必須条件であることが共通認識とされ、人材確保のための労働条件整備に関わる活動に参画している。その事例として、親運営型保育の全国組織による研修制度の実施と労働協約義務化を挙げ、保育と労働を連結する実践に職員だけではなく、親の立場でのアクセスがアソシアシオンによって保証されていることが明らかになった。

自由記述の分野

保育・家族政策

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公開日: 2018-03-22  

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