研究課題
若手研究(B)
炭酸飲料嚥下時には、炭酸の刺激によって嚥下運動を促通するといわれ、嚥下障害患者の訓練に取り入れているという報告がある。この研究では、嚥下障害患者に対して非侵襲的な方法を用いて炭酸飲料の嚥下改善効果と持続効果の検討を行った。今回の結果からは、炭酸飲料嚥下による嚥下運動改善は嚥下咽頭期の後期時間が短縮することによって生じ、炭酸飲料嚥下後5分にわたって持続することが明らかになった。
リハビリテーション医学