タブレット型端末に顕微鏡レンズプレートを装着した「タブレット顕微鏡」を用いて、野外や教室で手軽に実施できる自然観察プログラムを開発した。また、そのプログラムを用いて小・中学校の児童生徒を対象に授業実践を行い、アンケート調査を実施した。タブレット顕微鏡は、画面を通して班で共有しながら観察できるという点で優れており、思考を深める観察学習に効果的なツールであることがわかった。野外観察では、手軽に持ち運べる簡易顕微鏡として有効に機能することが確認された。さらに、開発した学習プログラムを現職教員に紹介した。本教材は多くの教員に注目されており、実際に活用の機会が増えていることが認められた。
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