RFデザインエンジニア育成プログラム開発の一環として以下の成果が得られた。(1)導波管リアクタンス素子の設計・製作と測定について検討した。容量性窓は誘導性窓よりも2倍の精度が要求されることが分かった。(2)マイクロストリップλ/4基本回路製作に関する実験プログラムを開発した。初学者向けの設計理論から製作上の注意点を明確にした。(3)マイクロストリップ指数テーパーインピーダンス変換器の設計・製作における誤差原因を解決した。測定器のダイナミックレンジが重要であることが分かった。(4)2次元FDTD法に着目し、各種アンテナの近傍電磁界分布を計算して視覚化するためのCAE教育プログラムを開発した。
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