本研究ではケースリードエージェントの開発にするために1)評価を行いやすいマンガケース教材の開発,2)コンジョイント法による学習者の読み取り方の測定とケースリードエージェントへの応用,3)マンガカードソーティングの開発とケースリードエージェントへの応用の検討を行った.コンジョイント法では学習者のケースの読み取り方を評価することが可能になることを明らかにした.一方で,学習者の負担が大きいために失敗することもあることが分かった.マンガカードソートではディスカッションに使うことにより学習者の考えが深まることが分かった.これをケースリードエージェントのコマの提示に使うことが考えられる.
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