研究課題
若手研究(B)
日本の都市構造に焦点を当て、日本の建物の火の粉に対する脆弱性を実験的に検討した。ベンチスケール実験装置の開発・建物から発生する火の粉に合わせた火の粉の開発とともに、文献調査の結果を元にウッドデッキを対象として火の粉発生装置を用いて実大実験とベンチスケール実験を行い、脆弱性を確認した。ウッドデッキを対象とした実験の結果、実大実験では風速8m/sでウッドデッキの隅に火の粉が堆積して着火する様子が確認できた。ベンチスケール実験では風速4m/sで同様の現象が再現できた。
火災安全科学