• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

伊豆-小笠原海溝の巨大地震発生履歴の解明に向けた小笠原諸島での津波痕跡調査

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26750129
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 自然災害科学・防災学
研究機関東京大学

研究代表者

原田 智也  東京大学, 地震研究所, 特任助教 (30452501)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード津波堆積物 / 津波石 / 津波痕跡調査 / 小笠原諸島 / 伊豆-小笠原海溝 / 巨大地震 / 1605年慶長地震
研究成果の概要

伊豆-小笠原海溝沿いの沈み込み帯は,プレート間巨大地震がほとんど発生しないと考えられてきた.しかしながら,石橋・原田(2013),原田・他(2013)は,史料の再検討と津波シミュレーションから,1605年慶長地震が伊豆-小笠原海溝の巨大地震だった可能性を示した.本研究では,この仮説を検討するために,伊豆小笠原諸島での津波痕跡調査を行った.その結果,父島の境浦において3つ以上の津波堆積物が確認された.さらに,父島の八瀬川河口付近においても,複数の津波堆積物が確認できた.年代測定から,これらは17~18世紀に堆積したことが分かった.しかし,1605年慶長地震よる津波堆積物は同定できなかった.

自由記述の分野

地震学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi