研究課題
若手研究(B)
融雪や降雨によって発生する湿雪雪崩の発生予測には、積雪内の水分状態や水分移動を数値計算により予測する必要があるが、適切な計算手法は確立されていない。本研究では、乾雪へ水の浸透の室内実験を実施し、これを再現する数値計算手法の開発を行った。その結果、乾雪への浸透先端では浸透の阻害効果が生じていることが明らかとなり、この効果を数値計算に取り入れることで計算の再現性が向上すること示した。
雪氷学