研究課題
若手研究(B)
本課題ではライソゾーム病の一つであるニーマンピック病C型(NPC病)の治療を目的に、β-シクロデキストリン(β-CD)を含有した細胞内分解性ポリロタキサンを設計し、NPC病モデルマウスに対する治療効果を評価した。細胞内分解性ポリロタキサンは現在臨床試験がすすめられているβ-CD誘導体と比較して約10分の1の低濃度で治療効果を示すことが明らかになった。以上より、ポリロタキサンはβ-CDの輸送担体として有効であることが明らかになった。
バイオマテリアル