研究課題
若手研究(B)
脊髄小脳変性症は、上肢や下肢、体幹に運動失調が出現しやすい疾患である。運動失調は随意的な運動を困難にさせており、食事摂取においても制約を受ける。そのような中で実施する食事動作は、不安定な状態が継続するために頚部の過剰な筋活動を促しやすくなる。この頚部の筋活動は、主として姿勢保持に関与している。実際に、嚥下として関与する割合が減少することで誤嚥を起こす可能性がある。
摂食嚥下リハビリテーション