研究課題
若手研究(B)
本研究は、中学校保健体育授業における評価をめぐる潜在的カリキュラムと新たな評価システムの開発に取り組むことが目的である。研究の結果、中学校は複数クラスを体育教師が担当するため、偶発的に生まれる学びは、他のクラスと不平等になるという教師の評価に対する意識によって、学ぶべき内容は一律でなければならないという潜在的カリキュラムが明らかとなった。新たな評価システムについては、ムービーメイク評価法が開発され、子どもと教員のキー・コンピテンシーを高める可能性が示唆された。
体育科教育