| 研究課題/領域番号 |
26750261
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| 研究機関 | 筑波大学 |
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研究代表者 |
松畑 尚子 筑波大学, 体育系, 特任助教 (60567080)
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| 研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| キーワード | スポーツ政策 / 政策指標 / 生涯スポーツ / スポーツ実施率 / 統計調査 |
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| 研究実績の概要 |
本研究は、生涯スポーツ政策を中心として、スポーツ政策の政策評価に資する新たな政策指標の開発を行うことを目的としている。そして、生涯スポーツ政策の達成度を的確に評価・分析することのできる測定可能な政策指標の考案開発という研究目的を達成するために、研究課題を３段階、すなわち、１．政策指標開発に向けた基礎的研究、２．生涯スポーツ政策に係るロジックモデルの作成及び３．生涯スポーツ政策における政策指標の開発に分けて研究を進める計画である。
研究期間３年の初年度にあたる平成２６年度は、生涯スポーツ政策の目的の明確化及び政策評価の現状把握を中心として、生涯スポーツ政策における政策指標の開発に向けた基礎的研究を行った。具体的には、第１に、生涯スポーツ社会とは、また、生涯スポーツ社会が実現するとはどのような社会状態であるのか、個人や集団のあり方等、生涯スポーツ政策の目的の明確化、第２に、国のスポーツ基本計画、地方公共団体のスポーツ推進計画、文部科学省による年度毎の生涯スポーツに係る実績評価書等を分析の対象として、生涯スポーツ政策の目的を達成するための施策目標やその手段、施策目標に対応した評価指標の設定状況（種類、数、構成、階層、作成方法、出典調査）等、生涯スポーツ政策を構成する施策及び既存評価指標の把握整理、第３に、関係する法律、条例、規則、予算等、生涯スポーツ政策を規定する基本的な制度の確認である。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
生涯スポーツ政策の目的の明確化、生涯スポーツ政策を構成する施策及び既存評価指標の把握整理、生涯スポーツ政策を規定する制度の確認等は順調に進んでいるが、地方スポーツ推進計画において、評価指標の設定に独自性・地域性が見られた事例（地方公共団体）へのインタビュー調査による分析ができなかったため。
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| 今後の研究の推進方策 |
今後は、まず、対象となる地方公共団体担当者へのインタビュー調査を行う。インタビュー調査の項目としては、指標設定の背景（設定目的、理由、ガイドライン等方針の有無等）、設定のプロセス（住民の声の反映状況等）、設定の効果、設定上の問題・課題等があげられる。また、研究課題の２．生涯スポーツ政策に係るロジックモデルの作成を行うために、国、省庁及び地方公共団体によってこれまでに作成されてきたスポーツ政策に関するロジックモデルの分析検討を進めながら、研究課題２に取り組んでいくこととする。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
海外からの関係図書の入手が遅延したことにより、未使用額が生じた。
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| 次年度使用額の使用計画 |
図書購入費として使用する予定である。
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