研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、筋グリコーゲン貯蔵量と生体電気インピーダンス法 (BIS) から推定される体水分量変化の関連性を明らかにすることであった。本研究では、筋グリコーゲン貯蔵量が増加した場合に生じる体水分量の増加はBISを用いて検出できることが示された。また、BISを用いた解析から新たにグリコーゲン貯蔵量の増加時には部位特異的な細胞内液量の増加が生じることが明らかになった。このことは、局所的な細胞内液量の変化を観測することで間接的に筋グリコーゲン貯蔵量の増加を推定できる可能性を示す。
運動生理学