非医療者が、Evidence-based medicineの基本的な考え方を学習できる分かりやすいeラーニング教材を新規開発することを目的に、本研究を実施した。 まず、既存資料を収集し含まれる項目の抽出、内容分析を行い、教材に盛り込むのが適当と考えられる項目を採点、パネルからの意見収集および協議を経て決定した。結果、教材の内容は主に批判的吟味に関する18項目となった。 次に教材を作成し、教材の想定利用者から、質問紙調査とフォーカス・グループ・インタビュー調査によってユーザビリティーの評価を得た。教材は、非医療者にとって関心が持て役立つ可能性が示唆された。描出された教材の改善点については、改訂した。
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