研究課題
若手研究(B)
本研究は、思春期の運動習慣の形成、及び骨量増大に関連する環境要因を検討することを目的として実施した。その結果、低出生体重の女子、及び両親の学歴がともに13年以上(短大・大卒以上)である女子の運動時間が少ないこと、家庭の社会経済状況が低い男子はスポーツクラブに所属している割合が少ないこと等、子どもを取り巻く社会環境が子どもの運動時間に影響する可能性が示唆された。また、思春期の骨強度増大は、運動時間だけでなく、座位時間の影響を受ける可能性が示唆された。
運動疫学