研究課題
若手研究(B)
細胞内プロテインキナーゼの発現量とリン酸化状態を解析するため、マルチPK抗体とPhos-tagを組み合わせた新手法を開発した。ヒト前骨髄性白血病細胞HL-60を用いた解析により、抗がん剤耐性に関わるキナーゼの同定や細胞の分化に関わるキナーゼを検出した。これらの研究から、開発した新手法が細胞内プロテインキナーゼの解析を通して様々な生命現象や疾病の解明に有用であることが明らかとなった。
生化学