新規骨疾患治療薬を見いだすべく破骨細胞分化阻害剤の探索を行った結果、SUKU-1を見出した。さらに、SUKU-1誘導体を用いたスクリーニングにより、SUKU-33を最も強い破骨細胞分化阻害剤として同定した。SUKU-33の処理によりRANKLにより誘導される破骨細胞分化関連遺伝子が減少した。さらに、SUKU-33はUridineの取り込みを阻害した。 以上の結果よりSUKU-33はヌクレオシドトランスポーターを阻害することにより、mRNAの発現を抑制し破骨細胞分化抑制効果を示すことを明らかにした。
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